VONNOS
Contemporary Dance Company
「べつに不安は感じなかった。ちゃんと鞄が私を導いてくれている。」
――安部公房『鞄』
安部公房の短編小説『鞄』。
この小説に登場するのは、職を探す〈青年〉、事務所で働く〈私〉、青年の〈鞄〉
本作は『鞄』を原作とし、これら3つを役柄として捉え
出演者はそれぞれの役柄を自由に横断しながら、2人と鞄のおかしな物語を描く
寓意に満ちた小説『鞄』を身体で語る
ダンスによる「allegoria~別な話し方~」
|振付・演出・構成|
Von・noズ(上村有紀 久保佳絵)
|出演|
女屋理音 貝ヶ石奈美 加藤 律 鶴家一仁
中村 理 上村有紀 久保佳絵
日程▼
2024年4月5日(金)〜 4月7日(日)
4月5日(金)19:30
4月6日(土)15:00
4月7日(日)15:00
※受付:開演60分前 開場:開演30分前
会場▼
すみだパークシアター倉
Sumida Park Theater SOU
東京都墨田区横川1-1-10 ※入口は大横川親水公園側
TEL:03-3622-0819(平日9:00~17:30/土・日・祝休)
※劇場の駐車場はございません
JR総武線 / 錦糸町駅(北口)より徒歩15分
都営浅草線 / 本所吾妻橋駅(A2出口)より徒歩13分
都営浅草線・京成線 / 押上駅(A2出口)より徒歩14分
半蔵門線・東武線 / 押上駅 (B2出口)より徒歩15分
※半蔵門線・東武線からはA2出口には出られません。
東武伊勢崎線 / とうきょうスカイツリー駅より徒歩12分
料金▼
前売 一般:4,000円
前売 学生:3,000円
(税込・全席自由)
※当日券は500円増し
※未就学児はご入場いただけません
※学生券は受付にて学生証をご提示ください
ご予約▼
Peatix|https://vonnos.peatix.com/events
お問い合わせ▼
Von・noズ|von.no.zkh@gmail.com
主催|Von・noズ
助成|公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]
照明|中山奈美
音響|櫻内憧海
舞台監督|河内 崇
衣裳・スタイリング|佳乃
制作|林 慶一
宣伝美術|ヤング荘
女屋理音
幼少から瀬山紀子の元でクラシックバレエを学び、10代の頃にファビアン・プリオヴィル、瀬山亜津咲らが行う作品創作に携わる。大学在学中から現在まで、坂田守・長谷川まいこ、ハラサオリ、梅田宏明などの作品に参加。また、ダンサーとして活動する傍ら作品創作を行い、横浜ダンスコレクション2021にて最優秀新人賞を受賞する。2023年、自身のカンパニーを立ち上げ、シアタートラムにて初の主催公演を行う。
加藤 律
大学から演劇とダンスを始める。卒業後は演劇やダンスの舞台に出演。自身の出演の他、演劇作品や地下アイドルへの振付なども行う。今まで、かえるP、坂田有妃子、BABY-Q、すこやかクラブ等の舞台に出演。現在はANTIBODIES Collectiveにダンサーとして参加している。
中村 理
’07年に身体表現と出会い、様々な振付家/演出家の作品に出演。’17より田畑真希主宰「タバマ企画」に参加。自作品も多数発表し、’22に初のソロ公演を開催。近年の主な出演作としては『導かれるように間違う』(松井周 作/近藤良平 演出)、『ALIEN MIRROR BALLISM』(岩渕貞太 振付) などがある。目に見えるもの/見えぬものの手触りや重さを手がかりに、様々な境界を身体と共に行き来し続けている。
貝ヶ石奈美
ワガノワバレエアカデミー、ルードラベジャールで学ぶ。卒業後、ベジャールバレエ団、イタリアヴィチェンツァバレエ団で踊る。13年よりNYを拠点にフリーでコンテンポラリーダンサーとして活動。帰国後は東京を拠点に、ジュリー・アン・スタンザック、ピチェ・クランチェン、遠藤康行、安藤洋子、ひびのこづえなどの作品に出演。23年には野田秀樹率いるNODA•MAPに参加するなどジャンルを超えて活動中。18年よりダンスプロジェクトNorocを結成、作品の創作を通して身体の可能性を模索している。
鶴家一仁
英国Rambert school of Ballet and Contemporary dance卒。
主な出演作に扇田拓也演出「エリサと白鳥の王子たち」、Will Tuckett演出「ピサロ」、山崎広太、小池博史、Antibodies Collective、倉田翠、スズキ拓朗等の作品に出演。
2016年本牧アートプロジェクトレジデンスアーティスト。
Von・noズ
上村有紀と久保佳絵によるコンテンポラリーダンスカンパニー。
ダンスは動作による芸術であるという考えのもと、創作活動を行う。それぞれにクラシックバレエの経験があり、動きのベースとなっている。国内外で作品の上演を行うほか、近年はコラボレーションも多く行う。また、世代間交流を目的とした異世代へ向けたダンスワークショップや作品創作を行いながら、身体の可能性を探り続けている。